離婚の売却Q&A Part.1
離婚の売却Q&A
今回は、離婚の売却でよくご質問ある内容をQ&Aにまとめました。
是非お役立てください。
ローン残高が多くても売れる?
YES!不動産を売却する場合、残りのローン残高については一括返済が必須になります。売却額とローン残高を比べてローン残高が多い方は、不足分を補填することができれば売却可能です。不足分の補填には自己資金やフリーローンなどが考えられます。そのためローン残高が多い方は、まず査定を行いローン残高との比較を行う必要があります。
財産分与とは何?
婚姻生活中に夫婦で協力して築いた財産を離婚する際に分配することです。離婚をするにあたって共有財産を分ける手続きが必要になります。
離婚しても住み続けることは可能?
不可能ではないが、非常に難しい。
離婚時には、財産分与を行い資産を分けるのが一般的です。仮に売却せずに、一方が住み続けるとなると、相手側に現金を渡す必要が出てきます。住み続けるには、相当な経済力が必要になるため、売却して清算をする方がほとんどです。
例:査定額2000万円、財産分与50%ずつ
この場合、住み続ける方が相手に1000万円を払う必要がある。
連帯債務の住宅ローンのまま、離婚するとローンはどうなる?
離婚をしても連帯債務を抜けることはありません。
そのため両方に返済義務が発生します。よくあるのが、離婚して別居した後に返済請求が来る場合です。相手に請求してといっても、連帯債務である以上、請求を受けたら支払わなければなりません。
離婚調停中でも売却できる?
YES!お互いが納得をしていれば売却できます。しかし、共有名義でどちらかが反対しているケースなどは売却ができません。
売るタイミングは離婚の後?離婚の前?
離婚の前が最適。いくらで売れるかは、最終的には売りに出してみないと決まりません。離婚が成立した後に売却した場合、想定価格て売れずにローンが残ってしまったりとトラブルの元です。離婚後のトラブルを回避するためにも、売却した後に離婚を成立させた方が賢明です。